1993-06-03 第126回国会 参議院 運輸委員会 第6号
建設省都市局街 溜水 義久君 路課長 建設省道路局企 橋本鋼太郎君 画課長 消防庁救急救助 山中 昭栄君 課長 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○運輸事情等に関する調査 (伊豆東方沖火山群発地震の観測体制に関する 件) (佐川急便の特別監査に関する件) (公共交通機関の小児運賃割引制度
建設省都市局街 溜水 義久君 路課長 建設省道路局企 橋本鋼太郎君 画課長 消防庁救急救助 山中 昭栄君 課長 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○運輸事情等に関する調査 (伊豆東方沖火山群発地震の観測体制に関する 件) (佐川急便の特別監査に関する件) (公共交通機関の小児運賃割引制度
○政府委員(大塚秀夫君) 今回の割引につきましては、身体障害者割引と同じ制度にするように考えておりますが、現在実施されております身体障害者割引のうち、小児に対する割引につきましては、JR、民鉄、バス、旅客船につきましては小児運賃の五〇%割引が適用されます。航空につきましては、現在小児運賃については身体障害者割引の適用はございません。
それから、第二点目の旅客船の運賃の点でございますが、島原港―須川港間で六月十日から十二日までの間、臨時運航をされました九州商船株式会社のフェリー運賃は、大人が五百五十円、子供が二百八十円で、通学者につきましては小児運賃を適用していたわけでございます。これは、既存の輸送機関でございます島原鉄道の島原外港と西有家の間の運賃と同じ額で設定されたものでございます。
○山田説明員 従来の検討ではまだ結論は出ておりませんが、各国の例から見ましても、私ども現在の小児運賃の半額を上げるという方向には現在まいっておらないと申し上げるよりいたし方ないと思います。
ただ、小児運賃というようなものの制度というものが、一体義務教育と直接関係がないというのが国鉄の考え方なんです。この小児運賃の考え方は、大体ふろ賃とか理髪料とか、その他一般の小児運賃と考えるべきであって、いわゆる初等教育の段階を対象にすべきもんではなかろうか。従って、義務教育が将来高等学校に延びたからといって、義務教育の年齢で小児運賃をきめていくもんじゃないというのが基本的な考え方のようであります。
ただ、この前も委員会で申しましたように、運賃制度というものは、単に運賃だけではありませんで、他の料金との関連もございます、たとえば風呂の料金とか、その他いろいろございまして、小児運賃あるいは小児料金というものをどの線におさめるかということにつきましては、運賃だけで解決しないいろいろな複雑な事情もございますので、私どもとしても運輸省にもたびたび事務的にはお話しをいたしております。
たとえば小児運賃につきましては、従前は最低運賃が十円であったものを、これを五円にするといったような、社会情勢の変化に伴う合理化といったような値下げの内容も含まれております。あるいは運賃計算上のキロ程の端数整理におきましても、たとえば社会情勢の合理化に伴ってキロ本位にしておるといったような点もありますので、そういった点で一部値下げになっている。
そうしますと、名目的には一割五分ということになりますが、当委員会でも先般説明しましたように、今回の申請につきましては、物価庁時代にやっておりました運賃の基準と違いまして、ケース・バイ・ケースに非常に緻密に調べてやります関係と、もう一つには運賃制度を合理化しようということをやっておりまして、たとえば小児運賃を半額にいたしますとか、あるいは切り上げ、切り捨てを合理化いたしますために、大体今までの実績を見